2019年10月29日

映画「天気の子」は未来を予知している?


よく雨が降っている。

こんなだらだらと降り続く雨は久しぶりだ。

関東や東北では1時間に100㎜前後の雨が降った。

舞鶴だってそんな雨が降ればただでは済まない。

舞鶴だって伊佐津川や与保呂川が決壊すれば大きな被害が出る。


最近、「天気の子」を見た。

新海誠監督の最新作だが、「君の名は」が売れすぎたので次の作品にはあまり期待できないかな・・と思っていた。
 細田守監督の「バケモノの子」の次作、「未来のミライ」は期待がハズレたので。(私だけかも知れませんが)

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少女ヒナに雨をやませて晴れにする力が宿る。家出少年ヒダカが晴れを請けおう広告をネットにあげたら依頼が殺到する。

ところがその力を使い続けるとヒナの身体に変化が生じてきて・・・

ヒナを元に戻そうとすると東京は雨が止まなくなって・・・?

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ふーん、なんだか最近の異常気象をみていると、ありえない話ではないような?

新海監督は今後の日本の天気を予知しているのではないか、と思ってしまった。





ラベル:天気の子
posted by にしやん at 12:18| 京都 ☔| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月20日

この世界の片隅に

アニメ 「この世界の片隅に」 を観てきた。
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 観てもいいかな、と思っていたが、絶対観たいというわけでもなかった。
ありふれた田舎の生活を描いたほのぼのとした映画・・・・?

 スマホで捜してみたら、イオンシネマ三田ウッディータウンで14:10~16:35。
空席は結構あったので、そのままスマホで予約した。
夫婦割りで一人1100円だから、前よりも映画を観る機会が増えた。

 出だしは、テレビの日本昔話みたい。町に出て道に迷った主人公すずを親切そうなおじさんが後ろのかごに入れて道案内をしてくれる?

 と思っていたら、なかにもう一人男の子が入っていて、実はこの男は化け物の人さらいだと言う。
背中に背負った小さなかごの中に、子どもといっても、二人も入るかなあ?
 かごからの出方がいかにもマンガ。これはすずの夢かも知れない・・。
でもこの出会いが、実は後から大きなポイントになるのだけれど。

 映画の感想は、日本昔話なんてものではなかった。これは昭和10年代の平凡な日本の生活を送っていた一人の少女が、親の決めた人と結婚し生活する中で戦争に巻き込まれ、もがきながらも生き延びていく、物語だった。

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 空襲を受けるというのはこういう感じなのか・・・

戦争を体験していない人も、体験した人も、きっと心に残る作品だろう。

 映画が終わった後の字幕の流れる背景に絵が映るのだけれど、その絵がその後のストーリーを表していて、私は絵ばかり見ていて文字は見ていない。
 最後に出てきたあのシラミだらけの子どもは、きっとお姉さんの子どもとして育てられるんだろうな・・とか、創造しながら見ていた・・

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posted by にしやん at 08:29| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月06日

海賊と呼ばれた男

「海賊と呼ばれた男」は第10回本屋大賞に選ばれた百田尚樹の小説であり、出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。
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 一昨年だったか、百田尚樹の小説「永遠の0」が映画化され、大変おもしろかった。主人公を演じた岡田准一の演技も素晴らしくて、確かその年の主演男優賞に選ばれているはずだ。
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 上映中の映画「海賊と呼ばれた男」の監督は、「永遠の0」と同じ山崎貴監督で、主演も岡田准一。小説を読んだらとてもおもしろかったので、映画にも大きな期待を持って観に行った。

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 敗戦後、GHQの許可が下りずに日本は石油を輸入できない。まず国内の軍が貯蔵していた石油を消費しなければ輸入できないというのだが、地下に貯蔵された石油は泥と混ざりポンプで吸い上げることが出来ない。どこの企業もやらないことを国岡商店が人力でやり遂げる。

それをGHQの偉い人が見ていて、国岡商店を応援するようになる。
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主人公の妻は綾瀬はるか。映画の一番最後に思わぬ感動?があった。
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日本で最初のタンカーの船長 堤真一がとても良かった。

 全体として、まあおもしろかった。出光が石油を輸入するまでに大きな苦労があったという歴史もわかる。
しかし・・・。2時間の映画では小説の内容を十分に表現するには無理があったように思う。説明不足で理解できにくいところがあった。2回に分けて作成したらいいのかも・・?


 
posted by にしやん at 07:47| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする