2017年01月06日

海賊と呼ばれた男

「海賊と呼ばれた男」は第10回本屋大賞に選ばれた百田尚樹の小説であり、出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。
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 一昨年だったか、百田尚樹の小説「永遠の0」が映画化され、大変おもしろかった。主人公を演じた岡田准一の演技も素晴らしくて、確かその年の主演男優賞に選ばれているはずだ。
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 上映中の映画「海賊と呼ばれた男」の監督は、「永遠の0」と同じ山崎貴監督で、主演も岡田准一。小説を読んだらとてもおもしろかったので、映画にも大きな期待を持って観に行った。

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 敗戦後、GHQの許可が下りずに日本は石油を輸入できない。まず国内の軍が貯蔵していた石油を消費しなければ輸入できないというのだが、地下に貯蔵された石油は泥と混ざりポンプで吸い上げることが出来ない。どこの企業もやらないことを国岡商店が人力でやり遂げる。

それをGHQの偉い人が見ていて、国岡商店を応援するようになる。
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主人公の妻は綾瀬はるか。映画の一番最後に思わぬ感動?があった。
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日本で最初のタンカーの船長 堤真一がとても良かった。

 全体として、まあおもしろかった。出光が石油を輸入するまでに大きな苦労があったという歴史もわかる。
しかし・・・。2時間の映画では小説の内容を十分に表現するには無理があったように思う。説明不足で理解できにくいところがあった。2回に分けて作成したらいいのかも・・?


 
posted by にしやん at 07:47| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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